オーストラリアドル投資の現状(FXか外貨預金か)
10年前からオーストラリアドルの投資を行っています。
その経験から現在のオーストラリアドルの相場を少し考察してみました。
これまでオーストラリアドルは金利が高く、長期で安定感のある通貨のイメージが
ありましたが、ここ最近は少し状況が変わってきています。
詳細は後述しますが、長期で非常に安定感のある通貨であることは今も変わらない
と思っておりますが、金利に関しては現在0,5%に満たない水準のためその魅力は
減ってきています。
2020年4月現在1豪ドルあたり65円付近の水準になっています。
これは私が相場に入ってから初めての低い水準になっています。
直近10年では70円台中盤~最大で100円を超える水準で推移していました。
長期で見たときに、オーストラリアドルが上がると考えたときには今は絶好の
買場だと考えることもできます。
世間でよく聞く【バーゲンセールだ~】といった状況!と言ってもそれはあくまで
長期で見たときに上昇すると信じられるときに限りますが。
オーストラリアドルの見通しを考える上では以下の点がポイントではないかと
考えています
①新型ウィルスの動向
②中国の市場状況
③資源価格の動向
①はここで特段取り上げるまでもなく、現在世の中で大変な猛威を振るっている
新型ウィルスがどの程度期間で終息するのか、またそれがどの程度経済活動へ
影響を及ぼすのかといったことですが、正直この点は何とも言えません。
ただ、このまま1年2年とこの状況が続き、ずっとロックダウンのような状態で経済が
長期にわたり完全に止まってしまうようなことは、ないのではないかと思っています。
あくまで、長期的な視点で見たときに今よりもよくなっているかどうか。
短期ではさらにマイナスの影響があることもあるかもしれませんが、長期では
世の中(資本主義経済)は間違えなくよくなっていると期待しています(笑)
②に関しましては、オーストラリアの最大の取引国である中国の今後の動向
新型ウィルスは中国武漢を発端として広がっていきましたが、現在は報道があっていれば
だいぶウィルスの抑え込みが出来て、抑え込み宣言も出されてきています。
世界最大の人口を誇る中国も長期的に見たときにその経済活動は右肩上がりに
なると思っていますので、オーストラリアとの取引が極端に減少する可能性も
低いのではないかと思っています
③はイメージがない方も多いかもしれませんが、オーストラリアは石炭などの
資源が多い国ですので、これらの価格の動向が市場に与える影響も少なくありません。
現在は石炭価格も上昇しており、明るい材料ではないでしょうか。
またオーストラリアは1992年より28年ずっとプラス成長を遂げております。
先進国の中では人口上昇も一番といわれていいます。
これらのこともオーストラリアドルを検討する上では明るい材料になってきます。
10年先、20年先とは言わないですが、数年先を見越すのであれば今は非常に
魅力的な買いのタイミングではないでしょうか。
自分の70円を切ったぐらいのタイミングから少しづつ買っています。
といっても昔FXでレバレッジをかけた取引で少し痛い目にあったので、
外貨預金で現物取引しています。上がった時のもうけは少ないですが、
まずは大損して市場から退場することを避けなければ・・・!
とは言え、直近のウィルスが終息するまでは円高が進行するかどうかはわからないため
一度に大きな金額を入れるのではなく、コツコツと買っていきたいと思います。
世の中が落ち着いて明るいニュースでみんなの笑顔が戻ったときに
自分の資産もしっかりと積み上げ笑顔になれるように頑張ります。
キーワードは【コツコツ】ですね!