分散投資の効果【暴落を経て時間と銘柄分散の重要性を実感】
3月もそろそろ終わろうとしていますが、コロナショックの影響は
まだまだ計り知れません。
コロナショックによる経済停滞、オリンピック延期による景気動向
原油価格の下落、米国株式の下落、円安など様々な要因によって
日々株価がジェットコースターのように動いています。
ここでは、分散投資のメリットを実体験をもとに書いていきます。
今は2つの証券会社で運用をしていますが、
一つは楽天証券で通常の株式を10銘柄
もう一つはSBIネオモバイル証券で35銘柄程度
ご存知の方も多いかもしれませんが、通常証券会社で株を購入するときは
100株ごとに取引がされています。例えばトヨタ自動車だと株価6500×100株の
約65万円が必要になります。いくら分散投資が大切だといっても一銘柄を買うのに
数十万円かかるのでは、なかなか手が出しづらいですよね。
一方SBIネオモバイル証券では、なんと1株から取引ができます。
先ほどのトヨタの例では約6500円で株を購入することが出来ます。
このぐらいの価格だといくつかの業種や銘柄に分散するハードルが下がります。
今回の株価暴落では、楽天証券の口座で管理してる株式は日経平均に連動するように
しっかりと▲30~▲35%のマイナスを食らってしまいました。
い、痛い。。。なかなかメンタルがやられました。
一方SBIネオモバイル証券で管理していた株式は、多くの業種に分散できていたため
最大で▲20%弱に抑えられました。
さらにある程度株価が下がったところで、追加で株式を購入し平均の購入価格を
下げることで3月23日現在では▲5%ぐらいまでダメージを減らせています。
追加購入できたのも、1株から購入できることが大きかったです。
この下げ相場で100株単位、数十万円を追加購入するのは心理的に少しハードルが、、、(笑)ちょっとビビッて楽天証券口座では購入を見送りしました
また1株から変えることで、時間的にも少しづつ買いますことが出来ます。
今回は、銘柄の分散もさることながら時間が分散できたのもとてもよかったです。
少し購入して下がったら、また少し購入。一度に買うとその後大きく下がるリスク
がありますが、少しづつ買うことでマイナスリスクを減らせます。
時間や銘柄の分散をする上で、絶対の前提が
【その企業が長期で見たときに倒産しない!成長する!】
と思えることです。
下落相場で何も知識がないまま、お得そうな株を購入することは
うっかりワナ銘柄を買ってしまうリスクがあるのでお勧めできません。
私も日ごろから気になっている株式をピックアップしていて
今回その株価が下がったので追加購入をしました。
一例をあげると
【ノエビア】です。
こちらは、通常配当利回りが3%を超えることがあまりないのですが、
2月に3%を超えたところで一度購入。
3月に入り株価が下がり最大で4.95%まで利回りが上がりました。
もともと優良企業だと思って投資をしていましたので、世間でよく言われている
株のバーゲンセール状態でした。
ここ数日で株価が急騰したため利回りは3.75%まで戻っているので、いい時期に
追加購入できたなーとほっこりしています。
そうはいっても、ノエビアの3.75%はまだまだ魅力的な水準だと思いますが。
今後も一気に現金を投入することなく、少しづつコツコツと状況を見ながら
買い増ししていきたいと思います。